午後の最後は、佐藤先生による哲学カフェです!
テーマは、「グローバルな教養についてかんがえる」でした。
哲学カフェ、スタートです!!
まず、教養とグローバルを別々にして考えることから始まった。
◎教養のイメージ
・知っておいたほうがよさそう
・自分の専門以外
・賢い
・ないと恥ずかしい
・常識
・コミュニティーごとに存在する?
なんとなく教養にはコミュニティーが存在しているらしいということで、話は「教養のある人」に。
◎「教養のある人」とは?
・まんべんなく、周りと同程度の知識
・新聞を毎日読んでいる人 →世界の流れ、経済の仕組みを理解
・頭が良いとは違う?
・常識ないけど教養ある人も?
・経験値が高いひと
・本をたくさん読んでいる
知識と経験が、教養のあるなしに関係するのでは?となったところで次の話へ。
一度教養について今までの意見をまとめた。
◎教養って…
・知識と経験のむすびつき
・↑そこから生まれる、他の人にない価値観
・応用力→知識を使うことで、意味を見出す。
・コミュニティーごとに存在、階層性をもつもの
どうやら教養は、知識と経験からくるもので、それらを使うときに教養となり、階層性をもつコミュニティーごとに存在しているものなのでは?
と全体の考えが共有された。
最後に今回のテーマである「グローバルな教養」についてです。
◎グローバルな教養ってどんな教養? そもそも存在する?
・コモンセンス「常識」?←知識っぽい?
↑感覚っぽい?
・世界というコミュニティーで求められる教養
⇒他の国の文化に対する理解
自分の国の文化に対する理解
→共通項を見つける経験
・ローカルなコミュニティーをそれぞれがもつ
・お酒を目上の人に注ぐときは同じ感覚?
他の国の文化の理解を図るためには自分の国のもつ文化を理解している必要があって、その共通項から相手を理解することの過程に、グローバルな教養というものがあるのではないかという考えとなった。ここで時間がきて終了。
高知大学と東北大学の学生が哲学カフェの参加者となり、交流をすることができ、今回の高知大学の目的の一つである、地域性や文化の異なる同年代の学生と交流を深め、いろいろな考えに触れることを達成できた。
哲学カフェを他大学の学生と行うことは初めてであり、学風なのか雰囲気の違いを感じた。また、イベント開催の哲学カフェで一般学生が多く集まることに驚いた。毎回違う学生の考え方に触れることができると思うと羨ましさを感じた。今後もこのように東北大学、また他の大学にも哲学カフェの輪を広げていきたいと思った。
今後はseekersにおいて、seekersメンバー以外の学生が参加しやすい工夫を凝らす必要があると思った。このブログやポスター、宣伝などにもっと力を入れていき、多くの学生の考えに触れていきたい。貴重な経験をありがとうございました!今後も交流してきましょう!よろしくお願いします!
今回、東北大学で哲学カフェに参加した感想
Sさん
普段、高知大の学生だけでやっていると先輩方がやっているから…と、今までやってきたやり方に沿ってしまっていたと、「はっ!」としました。
東北大での哲学カフェに参加したことで、より自分たちの目的に合った対話の形があり、さらにそれには様々な方法があるということを学びました。
まだまだ私たちには「伸びしろ」がたくさんありますね!!!
本当に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!
今後とも、ぜひこうした活動に参加していきたいです!
懇親会も楽しかったぁ!笑
ぜひ、また来年もよろしくお願いします!
Comments