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執筆者の写真学生企画 希望創発センター

2022年度 第7回 「対話するってなに?」


2023. 1. 11 19:00- 20:30

2022年度 第7回「対話すなっく」

テーマ:「対話するってなに?」


こんにちは。

2023年1月11日に本年度7回目の「対話すなっく」を実施しました。今回のテーマは「対話するってなに?」について。ファシリテーターは宝金です。

今回は、Seekers OBも呼んで、現役高知大学生と元高知大学生の社会人と一緒になって対話しました。改めて、この「対話すなっく」の面白さはなにか?を考えるために「対話」をテーマに皆で考えてみました。

まずは、「ここ最近、どのような「対話」をしましたか?」について皆の体験談を聞きました。

・相談 (会社、プライベートで)

→キャッチボールがあれば、対話かな?

・同じ部署、先輩と対話した

・友達と3月の旅行の計画をした

→言い合った?行きたいところの候補を出した。時間の制約など?

・友達と食堂で対話した

→太宰治の話やモンスターエナジーのコピーの話

→一人が面白い話を持ち込んで、みんなと共有している。


続けて、「会話」の話も出てきたので、

次に、「対話と会話の違いとは?」について聞きました。

・会話は、バイト大変、唐揚げおいしいなど、一般的な情報を共有する

対話は、人によって感じ方や結論が分かれることをお互いすり合わせること(すり合うかはわからないけど、色々な意見が出る場なのかな?)

・対話は、お互いの考えの共有(会話は、あまり考えずに使っていた:なんでもない話?

すでに世の中にそりゃあそうだよねってわかっていることを話している。)

会話は、人数が少ないイメージ

・対話は、お互いの共通点や相違点を確認する

会話は、日常会話や英会話のようになんでもない話をする

・会話の「会」、当たり前のことを話して、お互いが仲良くなるために行われる行為

対話の「対」はついで、色々な人の意見を共有し、その内容を深めるために行われる行為

・会話の中に対話がある?

・相手に、自分の意見に対してのフィードバックやテーマを聞けたときは「対話」

・お互いが対等?

・普段の会話がある相手の方が、対話したとき深まりやすい(話しやすさが向上する)

→相手との関係性によるもの?関係性の質?

→対話は信頼関係が大事:対話は相違点がある。意見が対立したときに分かれるから怖い

(ある程度受け入れてくれる関係だからこそ、受け取りやすい)

・会話は社会語、対話は個人語(会話は、一般的な言葉を使っていて、対話は、自分事の言葉で話すことかな?)

・対話は、親密な人とはできない? 

会話は、平行線(最近どうですか?回答)で終わり? 量が増える

対話は、深掘りするから、内容の質が深まる・相手を選ぶ

・対話は、相手に色々なことを深掘りされているので、そのことに対して、その相手を恐れている?

・生きていて迷うときに、そのきっかけがあれば対話をしたくなる(迷うと「対」になる)

・初対面の人は気を遣う。仲良くなると、どんどん話すようになる。どんどん仲良くなると、

近くにいることが当たり前になって、話さなくなる(安心感などによるもの?)

・とても仲良くなると、「対話」がしにくくなる?

・対話がしにくい時期がある?

次に、「対話」する楽しさについて聞きました。

・対話することで、自己理解も他己理解もできる(言語化できる)

・人のことを知るために、対話をしていた

→最近は、自分のことをよくわかるようになるなと思うようになった

→自分が話している内容について考えるようになっている

・対話はおもしろい(場違いなことを共有する?)

・人と話すことで刺激を得られることができる

会話は、自分の出来事に対してどう思ったかを話すだけだけど、対話は、その思ったことについて突き詰めていけるところが良い刺激に思っている

→作品などのアウトプットをするために、インプットの質を高めるために対話が必要。対話は、自分の発言権もある

大学に入った。文学系にいくことで対話が好きな人に出会えると思った。

→アウトプットとインプットを重ねていくことで、夢などを達成できるのかな?と思った。

・大学進学に向けて、親と話したキッカケから、対話が大切だと感じた

・普通出てこないことが出てくるから楽しい

・人の良いところを真似できる


一方で、「対話」することの難しさを感じている参加者がいました。

次に、「「対話」は難しいのか」ついて聞きました。

・対話によって白黒つきそう

自分はこうだ、相手はこうだ、というようなわかりたくないこともわかってしまうこともある?

・言語化は難しい

→言葉を使って相手に伝えるときに、100%の気持ちを伝えることが難しい

→だからこそ、相手に伝えるときは何回も対話する必要がある

・自分でも相手でも意見を受け入れる準備が整っていない(相手の意見を求めていない)

→対話は、テーマがあるから、その物事に対して話す(意見を求め合っている)

・対話は、お互いの意見をさらけ出す(その意見には常識から外れているけど、その人の本音)。

→それを深め合うことが対話。違う価値観を話し合える

→対話にはルールが必要になってくる。そのルールは、相手の意見がどのようなもので、受け入れる。相手のことを一人の人格として尊重する必要がある。対話は、現実から浮いた世界で行われる。お互いの肩書を捨てる。

⇔お互いが受け入れる必要がある。

・話す側は極限までわかりやすい言葉を選ぶし、聞く側は極限まで知ろうとする(100%まで近づけようとする)→対話が楽しく感じる

・対話は「対等」な人としかできない。

「対話」って美化しすぎている?理想化をしている?

こういう「対話」を目指したい。→これを目指し続けるから面白い。

本を読むことで、著者の思いを読み取り対話になることもある

手紙は、じっくりと物事を考えることができる。

以上です。


他者の考えを聞き自分の視野が広がること、考えの言語化を通して自分自身を発見・再認識することなどが対話することの楽しさにつながるようでした。また、「対話にはテーマがある」という意見があったように、「日常の中の当たり前」をわざとテーマにしていることも「対話すなっく」の面白さなのかもしれませんね。

次回の「対話すなっく」は、2月9日の19:00からZoomを用いて、実施します。

さらに次回は、高知大学生だけではなく、東北大学生と社会人にも参加していただき、色々な方と対話していきたいと思います!

引き続き、どうぞよろしくお願いします!!


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