ランチを終えて、
午後からは、かんがえるソファを体験です!
かんがえるソファでは、ファシリテーターと板書をするグラフィックに分かれて哲学カフェを行います。ファシリテーターとグラフィックは東北大学の学生さんが務めてくださいました。
テーマは「自由とは」でかんがえるソファ、スタートです。
高知大学の対話すなっくとは違い、ファシリテーターとグラフィック担当に分かれていて、会話のテンポがスムーズで、思いついたことを発言しやすい!
ファシリテーターも参加者に対して細かな質問をして、グラフィックの時間をつくり、かつ全体の発言が止まることの無いように振る舞っていて余裕があることをすごく感じた。その余裕からか、参加者側も一人ひとりが自分の体験談などを発言しやすい空気だった。
途中でまとめの共有があって、置いていかれることなく対話を楽しめた。
かんがえるソファを終えて、ファシリテーターの方にお話を聞くと、対話の際に意識していることは、具体的な発言は抽象的に、抽象的な発言は具体的にすることで、参加者全員にできるだけ理解してもらえるように心がけている、とのことだった。また、ある一人の学生の考えが固まりつつあったのでそれを壊すように仕掛けていたが、意思が固く考えを壊すことができなかったことが残念だった、と発言。笑
恐るべし!かんがえるソファ!ここまで余裕を持ってみたい!!
今までは、できるだけ発言者の発言の通りに板書をし、基本的にファシリテーター側がまとめることの無いようにしてきたが、発言者に詳しく質問し、発言に具体性や抽象性を持たせることは、単なるまとめとは異なり、発言者の言葉でその意図を全員に伝わりやすくできる一つの方法であると感じた。また、面白かったのは考えが固まりつつある参加者の考えを壊すように動いていたことだ。確かにその発言者に質問が多いとは感じたが、そのような意図があるとは思わなかった。このように、いい意味で対話をかき乱すことも、対話を深めることにつながり、ファシリテーターの役目であるのかなぁと、ファシリテーターのあり方について考えるきっかけとなった。
今までは、対話を円滑にすることが大きな役目だと思っていたが、運営側も対話している一員として、積極的に対話のかじ取りをすることも大切であると感じた。
参加者としてのメンバーはいつもと変わらなかったが、ファシリテーターとグラフィックが違うだけでいつもと空気が違い、とても新鮮に感じ、楽しかった。
今後もWEBでビデオ哲学カフェをしたいと思った。必ずしましょう!
今後、かんがえるソファをたくさん参考にさせていただきます!
貴重なお時間ありがとうございました!!
今回、東北大学でかんがえるソファに参加した感想
Sさん
東北大の考えるソファに参加させていただいて、高知大のとはファシリのやり方などが違い、これから自分がファシリをやっていく上で参考にしていきたいと思いました。
Mさん
かんがえるソファに参加し、西塚さんのファシリテーションを体感できたことが大きかった。抽象と具体を意識し、発表者に質問を投げかけていく点が一番勉強になった。
とても意味のある訪問であった。
Part3.午後の最後は、佐藤先生による哲学カフェです!
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