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対話すなっく「習い事とは…」

  • 執筆者の写真: 学生企画 希望創発センター
    学生企画 希望創発センター
  • 2019年12月18日
  • 読了時間: 3分

今回のテーマは「習い事」でした。ファシリテーターは関上が行いました!!


 まずは参加者で、今までどんな習い事をしてきたのか、何歳から、何をきっかけで習い始めたのかを語り合いました。サッカーやピアノといったよく聞く習い事だけでなく、スキーや水彩画といったみんなが驚くようなものなど、たくさんの習い事があがりました。そうした習い事の多くは小学校低学年から始めた人が多かったのですが、何がきっかけで始めたのでしょうか。親から言われたから...兄弟がやっていたから...友達に誘われたから...。小学校低学年の持つコミュニティは、親や小学校の友達といった身近な人で構成されており、その人たちが始めるきっかけであるようでした。


 次に、「習い事」をしていて良かったと感じていることについて語り合いました。「習い事」をするということは、周りの友達よりも何か特定のことをする時間が長くなるということになります。そうすると多くの場合、その特定のことが周りの人よりもできるようになり、さらに褒められたり、人気者になるという他者からの評価により自信につながります。また団体のスポーツ競技であれば、学校の違う友達が増えた、忍耐力や周りを見て行動できるようになったなど、大学生となった今でも役に立つことが身についたと実感している学生が多かったです。

ですが一方で、小学校の放課後と休日の時間を習い事に当ててしまうと、他にやりたいことができなかった、という意見も聞かれました。その他にも、他人よりもできて当たり前という周りからのプレッシャー、成績が悪いと親の機嫌が悪かった、色々なことをしすぎて全部が中途半端になってしまった...。


 「習い事」をしていて、行くのがいやだと思うときもあったにも関わらず、なぜやめずに続けるという選択をしたのでしょうか。ある学生が「行きたくないけどやめるのもいやだった。」と言いました。「そんなに大事にしたくなかった。」「行きたいときに行けたら良かったのに。」と...。「習い事」を「やめる」ということは全く行かなくなる状態であり、行きたくない時というのは、例えば、友達と遊びたい、休みがなさ過ぎてたまにはさぼりたいと思う時で、それは不定期にある。不定期であるから用事が無いときには「習い事」に行く。やめてしまうとそれができなくなってしまうからやめない。でもやっぱりさぼりたい日がある...。

 

 そうこうしているうちに、あっという間に90分が過ぎました。周りからの影響で始めた「習い事」が、現在の自分にとってどのような要素になっているのかを考えた時間であったとともに、今後「周りの環境」に私たちがなったとき、子どもに「習い事」をさせるのか、さぼりたいと言ったときにどうするのかを考えさせられる時間でした。




 
 
 

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