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執筆者の写真学生企画 希望創発センター

学生のためのファシリテーション研修

8月21日、今回は、東北大学の佐藤先生にお越しいただき、学生のためのファシリテーション研修を開催しました!

まずはアイスブレイクでスタート!

グループのメンバーに見られないように1人1単語(1ワード)、身近で日常的な言葉(イス、空気、エアコン、良いね、など)を紙に書いて、時計回りに1つ隣の人へと回す。その受け取ったワードから発想するエピソードをグループで披露していく。これがなかなか難しく、「いいね!」というワードで、苦戦した。汗 

「いいね!」って、そういえば、さっき服が褒められたとか、昨日バイト先で褒められたとか、こういうことなのかなぁと思いながら、エピソードトークが盛り上がりました♪

アイスブレイクのあとは、ファシリテーション研修の本題がスタート!まずは、「学び合いを成立させる環境・条件は? 」というテーマから始まりました。

各グループで、こんな環境は嫌だとか、こんな環境であれば発言しやすいなどをブレインストーミングで発散させました。活発にブレストが進み、「設備が悪い」、「やる気がない」、「場の空気が悪い」、「おなかがすいている」など、いろいろな発言が出てきてー。

最初は思いつかなかったけど、グループで意見交換をすると、「あぁ~、確かに」という言葉が出てきて、発見がありました。

ファシリテーション研修、私自身は3回目にもかかわらず、グループのメンバーによって出てくる意見が全然違うんだなーって感じました。

うん、ここがめちゃくちゃ面白い!

次は、「KJ法とは?」を学びました。

まずは意見のラベルづくり。だれでもわかりやすく簡潔にまとめることが意外と難しい。違うニュアンスで取れてしまうことも...

ラベルづくりが完了すれば、次はグルーピングと表札づくり。

親近感のあるラベルを重ねていき、大まかにグループを作ります。そして、各グループの内容を簡潔に表す表札を考え、表札づくり完了。

私のグループでは、ここで各グループに外的要因、内的要因という言葉が出てきました。

次に、「学び合いを成立させる環境・条件は? 」について出た意見をもとに、グランドルールを決める話し合いがスタート。

話し合いの場の空気を良くするために、話し合いの時間の中では上下関係にならないようにするとか、不快な思いをさせない、特定の人を攻撃しないなどが挙げられた。

なかなか、相手を思いやるいいルールができた気がします!

ここまでは、グループの形成、グループ活動から、学び合いを成立させる環境・条件について話し合いを進めてきました。グループのグランドルールも決まり、次は「このような話し合いの状況で自分がファシリテーターならどうしますか?」 

という練習問題を各グループで話し合い、考えてみました。

例えば、Aさんがとても早口で周りの人を圧倒して発言をしていて、他のメンバーの発言が少なくなり、沈黙が起きると再びAさんのみが発言するような状況でどうするか? などの状況が練習問題。

この練習問題の場合、グループ内で2人組をつくってもらい2人組での意見を発表してもらう、ファシリテーターがAさんの意見を分かりやすく簡略化し他の班員に質問をするなどのことが意見として出てきました。

ファシリテーターの力量がかなり必要だなぁ、経験をしっかり積もうと自分なりにもふりかえり。

最後に、学んだことを踏まえて「対話すなっく」でファシリテーター実践。

今回は、長代くんがファシリテーターを務めました!

「価値」について考えるというテーマで、で「対話すなっく」スタート!

前回、同じテーマで「対話すなっく」をしたところ、価値観と価値の違い、そもそも価値って何なのか、など新たな疑問が芽生えたところで終了。そこで、前回気になったこともあり、今回のテーマを「価値」とは、に設定したとのこと。

●自分にとって価値のあるものとは何ですか?

・時間

・人付き合い

・経験 → 今までの自分の積み重ね、唯一無二

・出会い

・お金 → 価値あるものを経験するためのツール

・手紙 → 友人や家族から、唯一無二のもの

・食事 → おいしいものが食べたい

・情報や知識 → 困っているときに利用できる

・文化や伝統

・自分の知らなかったこと、初めて知ったこと

・生きてること

・生い立ち

・名前 → 名前による付加価値

ここで参加者の1名が、「時間に価値があるとは具体的にどういった意味ですか? 大切な人と過ごすような経験のようなものですか?」と質問。

すると、質問を受けた参加者は、「時間は有限で、生まれてから死ぬまでに時間の制約があるから、1分1秒でも大切にしたい。」と返答。それは確かに無駄にはできないと納得。

ここで、人付き合い、経験、手紙など自分にとって唯一無二の価値や、時間やお金などの有限なものに対する価値、生死、生きていること、生い立ちなど命に対する価値など、複数にグルーピングできそうな様子。同じ価値という言葉でも、異なった複数のイメージが存在。

やっているときに気が付いていれば、より深まったかも…と反省(泣)

質問内容が途切れてしまい…。

ここで参加者から助け舟が!

「価値がないって何だろう?」と一言。

ここから話は「価値がないもの」とは、「価値は何で決まるのか」で進む。

●「価値がないもの」とは? 「価値は何で決まるのか」

・その人個人がそう思うもの

・芸術作品 → 背景を知るのと知らないのとでは価値が変わる

・知識自体の価値と知識が価値を生み出す価値

・必要とする人には価値がある

・失敗に対して価値を見出すことができるかどうかも、本人が決める

話が停滞し始めた…

するとここで、佐藤先生が「ここから、参加者の皆さんがファシリテーターを交代するとしたら、どのように話を展開しますか?」と問いかける。

すぐに参加者の1名が「今までの話から価値という言葉をいろいろな言葉に置き換えることができると思う。芸術であれば重要、必要なものであれば需要など。そこで、価値を他の言葉で言い換えるとどんな言葉で言い換えることができると思いますか?と自分なら展開して、価値と価値観の比較をしてみる。」と発言。

この短時間でここまで考えることができる先輩に脱帽でした。

ここでは、参加者それぞれが自分の中で考えていたことが発言されていき、活発に意見が出てきました。

最後に、本日の対話すなっくの講評を参加者と佐藤先生からいただき、時間終了となりました。

今回のファシリテーション研修では、基礎的なところから実践編まで、少ない時間ではあったが盛りだくさんの内容となりました。

ただ、Seekersとして対話すなっくを実施していくためにはもっとファシリテーションスキルを磨いていきたい!

誰でもどこでもどんな内容でもファシリテートできるスキルを身に着けたい!

ということで、、、

11月23日、24日にファシリテーション研修第2弾を開催します!

今回参加できなかったSeekersメンバー、これからSeekersに参加を考えているメンバーなどなど、どなたでも参加できます。お待ちしています!!




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