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執筆者の写真学生企画 希望創発センター

2022年 第3回「幸せ」とは?

2022.6.15 18:00-19:30

2022年度 第2回「対話すなっく」

テーマ:「幸せとは」


皆さん、こんにちは。

2022年6月15日に本年度3回目の「対話すなっく」を実施しました。テーマは「幸せとは」で、ファシリテーターは川俣です。

コロナ禍でリモート対応が続いている現在、「幸せ」と感じることが以前と比べて減少していると良く聞くようになりました。また、自分が想う「幸せ」と他人が想う「幸せ」は違いますが、どのような違いがあるか以前から疑問に思っていました。そこで、本日の「対話すなっく」では、「幸せとは」をテーマに、「幸せ」とはどのような意味を持つ言葉なのかについて対話しました。


まずは、「幸せ」な瞬間とは?について対話しました。

・夜ごはん(1日頑張って、食べる夕食は幸せに感じる)

 →朝食・昼食と比較しても、圧倒的に夕食の評価が高い。

・スイーツを食べる時 (特に、チョコレート)

・何もタスクがないときに達成感のような自由を感じた時

・金曜日の18:00頃から (華金)

・ジャンプ (これから読めるんだ!というワクワク感)

 しかし、ジャンプを読んでいるときには、あまり「幸せ」を感じない。

・汗をかいた後のビール

 →ビールではなくても、好きな食べ物を食べているときも

・徹夜後の睡眠

 →布団にバタン!と入った瞬間

・頭が良く働いているとき

 →良く寝た日に多い

・他人が成長している姿を見たとき

 →特に後輩で多く、何かしら指導した人や関わった人が対象

・自分の成長

 →考え方が変化している瞬間

・他人に自分の位置を認めてもらえた時

 →他人に気にかけてもらっていること

・他人に説明出来たとき

 →新たな発見や繋がりが生まれるから

・好奇心が満たされたとき

・褒められたとき

・グループラインで他人から返事が来たとき

 →他人からの反応

・結果が出たとき(嬉しい)


次に、「幸せ」ではない瞬間は?について対話しました。

・学校の授業で宿題が出た時と、その問題を解いてるとき

・「時間を無駄にしたな」と感じるとき

・うまく説明ができないとき

 →言葉を使いこなすことが難しい。

・時間におおわれて、自分のやりたかったことができなかったとき

 →優先しなければいけないことと、やりたいことが1対1ではない

・苦しんでいるとき

・雨で洗濯物が乾かないとき

・コロナの影響で予定が延期または中止になったとき

・理不尽さを感じるとき


 多くの人が、「苦しい」「忙しい」「悲しい」「悔しい」といったマイナスな感情が生まれるときに「幸せ」ではないと感じるようです。一方で、数人から「幸せ」ではないと想う経験が少ないという回答がありました。その理由は、何事においてもそのマイナスな感情が生まれるからこそ、ポジティブになるキッカケになると思っているからです。コロナの影響で、その瞬間は「幸せ」ではないと感じてしまうが、長期的に捉えると、オンラインの普及から様々な課題を解決することができるだろう、と解釈しているようです。


次に、「幸せ」とは、どのような形・色を示していると思っているか?について対話しました。

上記の絵の他に、以下のような対話が行われました。

・物事を考えているその瞬間

・あたたかいオーラを持っている


次に、「幸せ」の反対は?について対話しました。

・イライラ

・腹が立つ

・不幸せ?

 →幸せを+1とすると、幸せがないは-1?

  通常は0

・ストレスからの開放

・欠乏への不安

・「幸せ」はプラスな感情を意味しており、怒りや悔しさはマイナスな感情を意味する。また、「無」の感情が0である。

・(美味しいものを食べる)感覚→(ダイエットの罪悪感なし。食べることをプラスに解釈)物事を幸せだと解釈→幸せという感情が生まれる

・好きなものでも、ずっとやっているときついから、幸せは瞬間

・幸せはそのような感情がある状態か、それともその感情そのものを指すのか?


以上が対話の内容となります。

どんな自分になったら、「幸せ」に生きていけるのか。自分なりの回答を明確に表現できる人は多くないのではないでしょうか。


「幸せ」は進路を決定する際、日々の生活を見つめ直す際の重要な「指針」になります。そのような考えの下、以前、時間をかけて「幸せ」について考えたことがありました。

「幸せ」を感じる時の共通点を探すという帰納的なアプローチの結果、私にとって「幸せ」とは人のために何かをすることであると気づきました。

しかし、他人と関わることが「幸せ」に含まれている以上、他人の「幸せ」に対する考えを理解することは自身の「幸せ」を考察する上で必要不可欠です。


今回、他人の「幸せ」に対する考えを聞き、自分の「幸せ」に対する考えを深め、更なる強固な「指針」の構築をねらいとしてファシリテーションを行いました。

初めてのファシリテーションで、抽象的なテーマだったこともあり、なかなか考えが出づらい場面がありました。

ファシリテーターとしてそういった場面でも参加者の考えを深められるような問いかけができるようになりたいと思いました。


結局、私の「幸せ」に対する考えは、ファシリテーションを通じて大きく変化することはなく、人のために何かをすることが私の「幸せ」であると改めて感じました。


以上となります。


次回の「対話すなっく」は7月27日18:00~朝倉キャンパスで開催します。

次回は、大学1年生の学生さんがファシリテーターをやってみたい!と名乗り出てくれているので、ぜひ皆さんで楽しみましょう!!

それでは、引き続きSeekersの活動をよろしくお願いします!!



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