2022.4.13 18:00~19:30
対話すなっく:「大学生」とは?
こんにちは。高知大学の宝金です。
今回は、2020年2月27日以来の対面で「対話すなっく」を実施しました。
久しぶりの「対面」は、話が被ったり、身振り手振りで表現できたり、とても良かったですね!
また、新型コロナウイルスの影響で慣れたオンラインも利用して、ハイブリット形式で「対話すなっく」を実施しました。
参加者は14名 (内2名がオンライン参加) でした。そのうち今年度入学した1年生が5名参加してくれました。
大学1年生の参加人数が多かったので、本日のテーマは「大学生とは?」というテーマで実施しました。上回生にとっては、今までの大学生活を振り返りつつ、今後の大学生活をどのように過ごして行くのかを考えるキッカケになればいいかなと思います。
それでは、対話の内容を紹介していきます。
まずは、「高校生の時に、「大学生」はどのような学生だと思っていたのか」について振返りながら対話しました。
・一人暮らし
・大人
・自由
・門限がない
・バイト
・とても遊べる (例えば、麻雀)
・レポート
・お酒
・研究
・制限がない
・県外の友達ができる
・好きなことが学べる
・車の運転
・とても頭がいい (実際はそうでもなかった笑)
・学食がある
・学校の先生→教授と呼ばれるようになる
・単位をとる
・90分授業
・クラスがない
・友達作りが難しい。
色々な意見が出てきましたが、高校生の時の情報源はどこだったのでしょうか
・兄弟
・テレビ、本
・高校の先生
・ドラマ
・先輩
・教育実習生
高校生の時の大学生のイメージは、親元を離れ、1人で自立して生活を送らないといけないイメージが強かったようですね。
また、授業の時間が長く、周りの学生は頭のいい人が多いというイメージだったようです。それでは、実際に大学に入学してどう思ったのでしょうか。
次に、大学に入学して楽しかったこと。またこれから楽しみたいことについて対話しました。
・方言 (関西弁がきつい:大阪弁がきついとのことです)
・友達が家に泊まる
・Uber Eatsが届いた
・平日のユニバ (人が少なくて楽しい) →9月がオススメ
・部活・サークル→ヨット楽しい
・長期休暇による長期旅行→2年生から3年生に変わる春休みが遊びやすい
・学校に泊まる (研究活動や作業をしていたら)
・夜中に出かける (趣味である釣り)
・専門の勉強→自分の勉強したいことができる
・同じコースの友達に対して「感性が似ているな」という思うことが多い
→「感性」が似ていると、話しやすく、同じ目的で物事を考えることができる
・自分の好きな友達だけと遊べる
・実習で色々な場所に行って学べる
・本当によくわからない人に出会えて面白い (グループ活動の時は大変な時もある)
・他の学部やコースの人と話すと、自分のコースとは違って話を聞いていて楽しい。
・他の学部の人と仲良くなって、色々な意見を取り入れない。
・色々な髪色にしたい
・学生の時にしかできないことをしたい
大学生活で楽しいことは、やはり「遊び」の時間でした。
バイトで稼いだお金を自由に「遊び」で使えるのが楽しさとなっているようです。
一方、専門分野を学んだり、他の専門分野を学んでいる学生と話すことで色々なことを知るキッカケとなり、新しい発見を楽しんでいる学生も多かったです。
これは自らが行動して、色々な人と出会って話しているからこそ、その楽しさを感じることができるのだと思います。一方、大学生活は楽しいことばかりではないと思うので、
次に、大学に入学して苦労したことや、またこれから不安なことについて対話しました。
・一人暮らしで孤独を感じることがある
・スケジュール管理
・発表があるとスライドの準備をしなければいけない
・自分のやりたいことを詰めすぎて、自分で自分を忙しくしている
・栄養失調になる (風邪になると誰も助けてくれない)
・人間関係 (サークルやバイトで)
・おじさんに連絡先を聞かれる
・全部自分でやるのが大変
・推薦で入学したため、勉強が心配
・レポートを書くことが不安
・寝坊
・色々な情報を入手して、その情報を自分で選択すること
・オンライン授業
大学に入学してから苦労したことについて話してもらいましたが、その苦労を参加者はネガティブではなく、ポジティブに捉えていました。
やりたいことを詰めすぎて、自分自身を忙しくしている学生は、忙しく苦労はしているものの、日々を楽しんで生活している様子でした。
最後に、社会人になるために大学生活で学びたいことについて対話しました。
・体調管理
・人とのコミュニケーションの取り方 (距離の取り方)
・人脈を作る
・言葉遣い (バイトで慣れてしまったことが就活では通用しない)
・同じミスをしない (1回言われたことをしっかり理解して自分のものにする)
・お金をうまく使う (家計簿をつける)
・スケジュール管理
・社会人のマナー (部活で学んでいる)
・学生のうちにできることを積極的にやる (行動)
・議論を回せる技術
・失敗した時に次に繋げる能力。対応力を身につけたい。
以上、今回は「大学生」について対話しました。
参加者の学生から、以下の感想を頂きました。
・「学生の時は失敗したらいい」という言葉を聞いた時、「学生の頃は」という聞き慣れた枕詞にひっかかりを覚えた。社会人になっても失敗はする。ひょっとすると、その枕言葉は社会に出ると「若い頃は」に置き換わるのではないかと思った。
・「大学生活で学びたいことは?」という小テーマは、「大学生の間にどう生きるか (生き方) を学びたい」ということに集約できるのではないだろうか。コミュニティの中での生きるすべが、コミュニケーション力、人脈、会話の回し方であろう。お金、時間の使い方は生き方に直結する。そう、命をどう使うか…。そして、きっと生き方を一生学び続けていくことになるだろう。学びに生きると書いて学生。そう思っていたが、もしかしたら、生き方を学ぶから学生なのかもしれない。就活を始めるまであと1年、自分の生き方を精一杯探し続けたい。
今回の「対話すなっく」は、初参加の学生が多く、深掘りした対話ができませんでしたが、終始楽しい雰囲気で、他人の意見をよく聞き、その意見に対して自分なりに理解することができたと思います。
次回の「対話すなっく」では、深く掘り下げた対話が繰り広げられるようになっていればと思います。
次回は、5月18日18:00~「対話すなっく」を実施します。
場所は今回同様に朝倉キャンパスで可能な限り対面で実施します。
それでは、またお会いしましょう!!
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