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執筆者の写真学生企画 希望創発センター

2021年 第4回 「多様性とは」

2020.7.31 16:00-17:50

こんにちは!高知大学 理工学部 化学生命理工学科 4年の萩原礼奈です。

今回の「対話すなっく」では「多様性」について考えました。「多様性」は昨今非常に議論されているキーワードだと思います。しかし「多様性」という言葉が表すように私たちの思う多様性も多様なのではないかと思い今回テーマとしました。


まずは、どんな時、どんな場所で「多様性」を感じる?について対話した。

・希望創発センター、・対話すなっく

・女の子と喋る時→性格が違う、丁寧、雑さがない感じ

・年代が異なっている、経験を語っているとき

・自分と違う人に会ったとき

 →オリンピックを見ている時、その人に色々な背景があったことを知ったとき

・新しいバイトを始めたとき

・研究室、個性が強い

 →チーム、団体に所属することが感じるきっかけになる

・バリアフリー、ユニバーサルデザイン

・「多様性」を聞いたことは多いけど、あまり印象に残っていない

・高校生まで考えたことがなかった、希望創発センターがきっかけ

・「個性を大切にする」ことと似ている?

・オリンピックの開会式

・多様性を意識した博物館 (他言語対応の標識、説明)

・英語を学ことは多様性を失わせるかも


まずは「多様性」をどんな時、どんな場所で感じるのかというテーマで話し始めました。

新しい環境や自分とは違う年代、考え方の人と会うと多様性を感じることがあり、希望創発センターや「対話すなっく」の活動でも多様性を感じているみたいです。


次に、自分にとっての「多様性」とは?について対話した。

・他人の考え、・個性、・言葉、・原子、・人

・ゴミ (捨てる人、捨てない人の違い、捨て方)

→ゴミの捨て方で個性が見える、考え行動と結びつく

・無関心な人の集まり→「あなたはあなた」と突き放すことができる

・考えないと感じない→意識的に人の意見を受け入れようとする

・自分と違えばなんでもいい

・石 (川の転がり方で一つとして同じものはない) Stone diversity


次に、「多様性が大事」と言われた時の多様性とは?について対話した。

・色々な意見を大切にする

・グローバル、環境を意識するとき、SDGs

・周りのことを考えて生きること、常に自分だけにならないように意識付ける

・少数派の人も生きやすい

・最初は何が大事なのかわからない

 →中学校・高校からその大事さを感じておきたかった (今の教育制度では不十分?)

  研究室・チームは同じ目標に向かっているので多様性を感じにくい

  希望創発センターで深い (重い) 多様性を感じることが多い

  より違いがハッキリした多様性を感じることができる


「多様性」を他の言葉に置き換えて考えてみました。ここでは多様性を個性や自分と違う人のことという考えがあり、無関心な人の集まりと考えているとの意見もありました。


次に、なぜ「多様性」が重要なのか?について対話した。

・持続性がある

 →多様性があったほうが長続きする、自然環境など

  女の子だけの集団に男の子が入ったときに議論のスピードが上がる

・新しい発見がある

 →多様性がある中で出てきた意見はやる気が湧く

・シンプルに楽しいから

 →色々な人と話せるから楽しい

・逆に一つのことしかやっていないと、それができなくなったときに自分の価値を見失う

・フィルター、バイアスがかかっているから自信がなくなる

 →純粋さが大事 (小学生、園児などは何も考えずに発言する)

  多様性があるとフィルター・受容体が横に広がっていく

・みんながHappy!


一方、「多様性」がなかったら?について対話した。

・面白くない

・楽ではある (相手の意見を受け入れることは向上心が必要なので、それがいらない)

 →意見のぶつかり合いがなく、スピーディーに進行する

・創発は起こらない

・戦争、喧嘩が起こる

・個人として扱われなくなる、ロボットみたい

・技術は発展してないかも (新たな発想が生まれなかったかもしれない)


そして本題となる「なぜ多様性が重要なのか」について考えていきました。

ここでは多様性があると「持続性がある」、「新しい発見がある」、「自信を失いにくい」、「みんながハッピーになる」などの意見が出ました。

また逆に多様性がなかったことを想像して考えてみると、「面白くない」や「戦争が起きる」などの意見が出ました。


最後に、多様な世界を実現するためについて対話した。

・人を好きになる

 →その人の言うことを聞く

  多様性について聞かれて「意見を出せること」は多様な世界に入れていることなのではないかと感じた

  多様性は「考えないと感じない」のではまだまだな部分もある

・自分の考えを持つ

 →自分の考えがないと人の意見を受け止められない

  簡単に「多様性」という単語を使っていると感じた

  相手の意見を聞くのはもちろんだが、聞くための準備が必要だと感じた。


そして最後に多様な世界を実現するためにということで自分ができることと今回多様性について考えてみたことの感想を共有しました。ここでは「人を好きになる」と「自分の考えを持つ」という意見が出ました。どちらも当たり前に大事なこととされていますが「多様性」というキーワードで深掘りしてさらにその重要性を感じられたと思います。



今回は3人の参加者で多様性について考えてきましたが、もっと多くの人と意見交換をしていき、多様性についてそれぞれ考えを深めていきたいと思いました。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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